
保育で使えるからだの土台を作る運動遊び100

スキップでは、保育で使えるからだの土台を作る運動遊び100、と言う本を出版しています。
保育の現場で働いている代表の佐々木が、実際に子どもとかかわることでわかった発達のことについて、ママさんから日々多くの質問を頂きます。
寝返りをなかなかしないんです。
抱っこしないと寝てくれいんです。
うちの子ハイハイしないんです。
体幹が弱いんです。
お箸が上手に使えないんです。
姿勢が悪いんです。
保育士の私は、以前はこの悩みにお答えすることは出来ませんでした。
そんな時、さとう式リンパケアと言う手技を学び、体について学ぶようになったのです。
もしかしたら、これは子どもにも有効なのではないか・・・
そう考え、この手技を子どもに応用する事を考えました。
一瞬で効果が出る驚きの運動!

体の使い方を遊びに変え、子ども達にやってもらうと見る見るうちに、子どもの体に変化が出てきたのです。
ずっと寝返りしなかった子どもが一瞬で寝返りした時のママのビックリしたお顔は今も忘れません。
大人と違って小さな子どもは、こちらがやってほしい事を理解できません。
まだ言葉も通じない乳幼児に、こんな体操して!なんて言えないのです。
だからこそ子どもが無意識の遊びの中で、自然に体を動かしていく遊びを考え、その遊びをまとめたのが弊社で出版している「保育で使えるからだの土台を作る運動遊び100」と言う書籍なんです。
◆身体ってどんなふうに育っていくの?
◆どうしてできないことがあるの?
◆どんな遊びやかかわりをしたらいいの?
「保育で使えるからだの土台を作る運動遊び100」は、そんな疑問を解消する一冊となりました。
遊びながら体の使い方を学ぶ事が出来ます!

お悩みに大きく関係するのは筋肉の状態です。
本来、筋肉はふっくらと張りのある筋肉が理想ですが、お悩みの原因になっているのは緊張した筋肉や張りのない筋肉の状態にあります。
これを遊びやかかわりを通して、ふっくらとした張りのある筋肉にすることで出来なかった事が出来るうになります。
1歳に近い子どもが寝返りできなくて困っていました。
子どもは、昼寝から目覚めても自分で寝返って起きることができないので、泣いて訴えるしかありません。
どうすればいいでしょうか?
子どもは、昼寝から目覚めても自分で寝返って起きることができないので、泣いて訴えるしかありません。
どうすればいいでしょうか?
そこで本で紹介する「パピプペポッポの山登り」という遊びをしました。
この遊びは優しく身体に触れるというとっても簡単な遊びです。
歌を歌わなくても優しく触れるだけでも大丈夫です。
この遊びをオムツを変えた後にすると、緊張した筋肉が緩みコロンと寝返りをすることができました。
あまりにも即効性があり私自身がびっくりさせられた共に「寝返りできない理由はこれだったんだ!」とわかった瞬間でもありました。

ずり這いをする時、手のひらを使わず肘を使って、ほふく前進をする子どもがいました。
手のひらを使わないので、次の手のひらを使うハイハイをなかなかしようとしませんでした。
手のひらを使わないので、次の手のひらを使うハイハイをなかなかしようとしませんでした。
「パピプペポッポの山登り」の足を回すバージョンをオムツがえの後に行うと手のひらが急に使えるようになって、しばらくしてハイハイを始めました。
これは、筋肉の状態が良いと、手足のぼしきゅうというハイハイに必要な場所がしっかり使えるのですが、筋肉が緊張状態にあったり、筋肉に張りがないとぼしきゅうという場所が上手く使えません。
そうすると手のひらを使おうとしない動きになります。
それがこの遊びで筋肉へアプローチができ使えるようになったのです。
遊びをする際に気をつけるポイント!

遊びをする際に気をつけるポイントも詳しく載せています。
もしその悩みが直ぐに解消されなくても今出来る事の提案をさせてもらっています。
出来ない事には理由があります。
その理由に筋肉の状態が関係しているので、紹介したような遊びを通してお悩みを解決していきます。
お子さまにとっては、ママとのスキンシップにもなり身体がよく動けるようになるので嬉しいことばかりです。
姿勢が悪い、体幹がない子どもがいました。
先ず、何故姿勢が悪くなるのか、その理由が書かれています。
そして、どうしたら良い姿勢が保てるようになるのかも遊びで紹介しています。
このように、身体がしっかり動かせるようになる遊びの提案なので100の遊び全部が姿勢や体幹と繋がっています。
この本を通して親子のスキンシップも含め、楽しくお子さまと身体作りをしてもらえたらなと思います。
この本を手に取って頂いた方から、こんなご感想を頂きました!

・15年前に(我が子が赤ちゃんの時)出会いたかった!
・簡単な遊びばかりで早速親子で楽しみます!
・多くのママと子どもに伝えたくて図書館に置いてもらうように頼みました!
・知ることでママの悩みが悩みでなくなる!
・出産祝いや小さなお子様がいる家庭へのプレゼントに最適!
・ここで紹介する遊びをすることで、お子様がすくすくと育つだけでなく親御さん自身が行うと、きっと育児ストレスから解放されるはずです。
・子育て中の友だちにプレゼントしました。
皆さん、沢山のご感想ありがとうございます!
最後に

この本で書かれている内容は、私が子どもとかかわるお仕事の中で実際に行っている遊びばかりです。
この遊びを沢山のママに知ってもらいたいと思っていた時、偶然にも出版社さんから今回のお話しを頂きました。
子どもの事や子育てに悩んでいるママは沢山いらっしゃいます。
そんなママさんに少しでもお役に立てればと、私の持っているノウハウを全て書かせて頂きました。
私事で恐縮ですが今後、日本中の保育園や幼稚園、図書館などで何十年も先まで読んでもらえる一冊が完成したと思っています。
身体のケアの要素と正しく身体を使う習慣が沢山含まれているので、お子さまと一緒に楽しむことでママも一緒に元気になってもらえたら嬉しく思います。